[Salesforce CTI Adapter]SalesforceからAmazon Connectコンソール画面を呼び出してみる

[Salesforce CTI Adapter]SalesforceからAmazon Connectコンソール画面を呼び出してみる

SalesforceからAmazon Connectコンソールに飛んでみる
Clock Icon2024.01.29

こんにちは、洲崎です。
CTI Adapterをインストール済みのSalesforce環境から、Amazon Connectコンソールを呼び出してみました。

はじめに

Amazon ConnectとSalesforceは連係するための専用アダプター(Amazon Connect CTI Adapter)がある為、ノーコードで連係することができます。
CTI Adapterを利用すると、Salesforce上にAmazon Connectの電話パネル(CCP)を埋め込むことができます。


一方、Amazon Connectの電話パネルだけでなく、管理者などはAmazon Connectのコンソール(設定画面)にもSalesforceから飛びたいケースはあると思いますので、やってみました。

ちなみに、Amazon Connectコンソール画面とはこちらのことです。

前提

あらかじめAmazon ConnectとSalesforceをCTI Adapterで連係しておきます。
詳細についてはブログ記事やドキュメントを参照ください。

CTI Adapterのバージョンは5.21.1で検証しています。

また、Amazon ConnectコンソールのURLをあらかじめ控えておきます。
URLは以下です。
https://your-instance-alias.my.connect.aws/home
your instance aliasは自分のAmazon Connectインスタンスのエイリアスです。

やってみる

それでは早速やってみます。

Salesforceにログインし、右上の歯車マークから「設定」を開きます。

左の検索窓で「アプリケーションマネージャー」と入力し、アプリケーションマネージャーを開きます。

「セールスコンソール」の列にある三角マークをクリックし、編集をクリックします。

アプリケーション設定の中にある「ユーティリティ項目(デスクトップのみ)」をクリックし、「ユーティリティ項目を追加」をクリックします。

検索窓で「リッチテキスト」と入力し、「リッチテキスト」をクリックします。

表示ラベルにわかりやすい名前(例:Amazon Connect)、コンポーネントのプロパティにAmazon Connectコンソールのリンクを入力します。

リンク付はリンクボタンを押すことで記載可能です。

テスト

あらかじめ、Salesforce上からAmazon Connect CCPにログインします。
サービスコンソールに入り、下のタブにある作成した表示ラベルをクリックします。
するとリンクで設定した「Amazon Connectコンソールを開く」が表示されるのでクリックします。

Amazon Connect コンソールの画面が表示されました!

最後に

割と必要そうな機能で手順もシンプルですが、調べてもあまり出てこなかったのでブログにしました。
SalesforceからAmazon Connectコンソールに飛ぶのは便利なので、実装していないという方はささっと試してみてください。

ではまた!コンサルティング部の洲崎でした。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.